人生50年ちょっとを生きてきましたが、今年初めて『全国大会』というものを経験することができました。
45歳になってから一念発起で始めた空手ですが『いつかは・・・』と思い描いていた”夢”を今年叶えることができたのです。
思い返せば、空手を始めた長男は小学1年生の頃から様々な全国大会に出場することができたのですが、それに一緒に行って応援していた時には『こういう風になれたらカッコイイな』と長男の姿を見て思っていました。
自分は昔からプロレスや格闘技が大好きだったので、観客の前で闘い(試合)をすることに憧れを持っていましたから。
長男が空手をやっていた頃は『長男が空手を辞めて自分の時間が持てる様になったらゆっくり空手でもやりたいな』なんて漠然と思っていましたが、長男が不登校になり当初の計画とは大幅に違う形で自分の空手人生が始まってしまいましたけど。
そして今年、夢に見た全国大会に出場できたわけなのですが本当に最高でしたね。
生きていて目標を達成することというのは何度も経験していますが、夢を叶えることなんてなかなかないので試合結果がどうこうというよりも『よくここまで頑張って来れたな』という自分自身を褒める気持ちが大きかったです。
長男が学校に行けなくなり、頑張っていた空手からも疎遠になっていたことで『自分に何かできることはないのか?』と始めたことが、道場との縁を切らないようにするため自分が空手を始めることでした。
あの時から7年・・・
今回の夢の舞台は自分にとって一つだけのこだわりがありました。
それは『長男の試合道具で試合に出ること』
何か特別な意味はありませんが、長男の努力の全てが染み付いている道着・拳サポーター・メンホーを身に着けて試合に出たかったのです。
古くてボロボロですが、どうしてもこれでなければダメだったのです。
長男の物を身に着けることで勇気もらえるような気がしました・・・
そしてこの大会で一区切りをつけて新たに頑張っていこう!という7年間の総括です。
試合は自分がシードで、勝ち上がってきた先生との試合で2-7と完敗。
初めての全国でしたがなぜか緊張することもなく、全国レベルの先生と試合ができて本当に最高でしたね。
ちなみに相手の先生は準優勝していたので、そりゃ勝てるわけないよね(笑)
試合に勝つことはできませんでしたが、充実感と爽快感だけが残りました。
で、大会が終わってから数日・・・
爽やかな満足感で心が満たされているはずと思いきや、準優勝した先生から2ポイント取れた自信と試合で勇気を出して前に出れなかった悔しさから
『チクショー!!! 絶対もっと出来たはず!! 来年こそ絶対に勝ってやっからなヽ(`Д´)ノ』
と逆にスイッチが入ってしまったのです。
私は決めました。
夢の続きは全国でベスト8に入る事です。
52歳、これからが人生本番!!
絶対やってやるからなo(`ε´)=====〇
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