【不登校】高校受験はどうする?

不登校
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年が明けて、いよいよ受験の年になりました。


いつもの正月と同じように穏やかに過ごしていますが、心の中では常に不安が付きまとう・・・そんな正月だったような気がします。


ただ、冬休みなどの長期休暇は ”家にいて当たり前” ということで、ちょっとだけ【不登校】という言葉から解放されるんですね。


休みの日は心がすごく軽くなって、精神的に楽になりますから。


それは親だけではなく、長男も娘たちもだったと思います。





そんな穏やかな年始のある日、長男から自分に話したいことがあると言われました。


受験を含む、今後自分がどうしたいか?についてでした。


今までの長男の状態を考えると、本当に元気になってきていましたが、自分から受験の事を話してくるなんて本当にビックリでしたね。


ただ、これには伏線があって、学校の担任や指導の先生からは『受験前なので、とりあえず勉強はさせたほうが良い』と言われていた時に、スクールカウンセラーのおじいちゃん先生がカウンセリングで『今は部屋に籠ってゲームをしたり漫画を読んだりしているようですが、そうしている間にも彼は頭の中ではいろんなことを考えています。当然将来の事も考えています。勉強もせずにいるので親としては何か言いたくなるでしょうが、”勉強しろ”なんてことは言わないほうがいい。それを言うとまた気持ちが下がりますから。後で必ず自分の将来の事を自分から話してくる日が来ますから。それまでじっと我慢です。』と言っていたんです。


先生とスクールカウンセラーで意見が全く違うので、学校内でも連携が取れていないのか?と違和感を感じていましたが、これまでいろいろな意見を聞いてきた自分と嫁はスクールカウンセラーの意見に一致。


そしてこの日を迎えました。


本当にそうなったんですよ。


ただ、何を言われるんだろうと内心かなりビビッていました。


そして長男は今後について自分の素直な気持ちを伝えてきたのです。


それは


・今年は受験しないで来年受験したい。
・バイトを始めたい。
・バイクの免許を取りたい。
・空手は続けたいと思っている。


ということでした。


受験しないのか・・・


『そうか。自分がそうしたいんだったらそれでいいと思うよ。』と伝えるので精一杯でした。


何とか間に合えばいいな、間に合ってくれ・・・という自分の願いが脆くも崩れ去り、自分が今までにしてきたことに対しての自己嫌悪で、この夜は泣きました。




本当に辛かった・・・


自分を恨みました。憎みました。


子供の人生を変えてしまった、しょうもない人間だなと。


子供にどう償えばいいんだろう?


申し訳なさと情けなさでいっぱいでした・・・


この時の長男の話の中で”定時制”の話が出たのですが、嫁が『来年定時制を受験するとなると、確か卒業まで4年掛かるはずだから卒業の時は20歳超えるんだよ』という話を伝えていました。


この時は嫁がうろ覚えでの情報を伝えてしまったのですが(正確には自分の選択次第)、この話が長男の心に引っ掛かっていたのでしょうか。


その2日後に、また長男から今後の事で話があると言われました。


たぶん、この2日間長男もいろんなことを考えていたのでしょう。


長男は『どうなるかは分からないけど、とりあえず勉強しようと思う。もしかしたら定時制を受けるかも』と言いました。


『推薦の高校については、とりあえず保留。もし受験できないとすれば学校に行って【欠席届】を書く。』


ということでした。


自分の気持ちが地に落ちた2日間でしたが、長男もたくさん考えていたのでしょう。


ここに来て前に進むことを選んだ長男。


ちょっと時間が掛かりましたが、いろんなやり方やお話を聞いてきて、我が家に合った選択ができて良かった・・・と思えた瞬間でした。



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