【不登校】家族旅行の意味

不登校
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自分の事をずっと心配してくれていた大事なクラスの友達と連絡が取れなくなった妹。


やはり、かなりの気持ちの落ち込みようでした。


中学2年の始業式まであと1週間・・・


親としては『なにか、学校へ戻れるようなきっかけがあれば』という期待を持っていた春休みなので、タイミング的にも嫌な時期に起きてしまったな、と感じていました。


そして4月に入ります。


自分はこの頃から高校の同窓会的なものに顔を出すようになりました。


姉妹が学校に行けてないことは長男の時に経験しているとはいえ、やはり自分にとってはかなりのストレスです。


ストレス発散!というわけではないのですが、悩みを忘れて楽しい時間を過ごすことは子供だけではなく親にも必要な時間なので、積極的にそういう場に参加するようになりました。


30年弱ぶりに昔の仲間と出会って、酒を飲みながら楽しい時間を過ごすのは至福のひとときでした。


この時期は、同窓会の集まりと習っている空手によって、自分の精神状態が助けられていたと思います。


子供と一緒にいることも大事ですが、お互いに干渉せずに羽を伸ばすことも大事。


これは、長男の不登校から学んだことです。






我が家では春休みに家族旅行を計画することが多いのですが、今回の春休みも前から旅行を計画していました。


当然妹は乗り気ではなかったのですが直前のキャンセルはしたくないし、妹の気分転換にもなると思い、ちょっと強引ながらも決行することにしました。


いつもであれば家族5人での旅行ですが、今回長男は資格試験があるとのことで4人での旅行です。


旅行の目当てはホテルでのバイキング食べ放題!!


『美味しいものを食べて姉妹で元気になってくれればいいな』という気持ちですが、妹は元気がない状態のままで出発となりました (;´∀`)


最初に向かったのは牧場(農場)です。


まだ春先で気温も低く寒いためか、人もまばらでした。


到着するとすぐに『アーチェリーをやりたい』というので、さっそくアーチェリーへ向かいます。


二人とも『やったことないんだよね』と言いながら始めると、とにかく楽しそう!!


それから3~4回やりましたね。


その次に水に浮いている大きなビニールボールの中に入るアトラクションへ。これも初めてで二人ともテンションが上がります。


自分はやらなかったのですが、チャレンジ精神旺盛な嫁がチャレンジすると全然立つことができずに転びまくり!


それを見ていた姉妹は大爆笑 (≧▽≦)


二人とも涙を流して笑っていました。


二人の笑顔を見て『連れてきてよかったなぁ』としみじみ思いましたね。


学校に行けてないことは悩みの一つで気持ちも重くなってしまうけど、やっぱり家族で笑いあっている時間っていいなと。


まずは今回の旅行を思いきり楽しもう・・・と改めて思いました。


その後は馬や羊を見たり、アイスクリームを食べたりしました。県外ということもあって友達と出会う可能性もないからか、二人とも心からリラックスしているようです。


不登校中は、親も子も周りを気にする必要がない遠くへのお出掛けがお勧めですね(今はコロナ禍で厳しいですが。)


そして4人で牧場内をゆっくり散歩してから最後に売店へ行き、お土産を見ます。


二人とも『友達にお土産買ってもいい?』とお土産を楽しそうに物色しているのを見て『誰に買っているんだろう?』と思いましたが渡せても渡せなくても、とにかく買うことで満足いくのですから良しとします。


しかし、お金が湯水のように出ていきます(汗)


これも不登校を経験すると分かる事です。不登校は精神的にもキツイですが、金銭的にもヤラレますよね・・・


その日は牧場の後にガラス工芸館を経由してホテルへ向かいました。


到着後、温泉に入り心と体の疲れを癒してから夜のバイキングへ向かいます。


沢山の料理に子供達も嫁もテンションが上がります。


旅行前に辛い出来事があった妹も、今の時間はそれを忘れて楽しんでいるようです。


家族の笑顔をたくさん見れた・・・


それだけで旅行に来た甲斐がありました。


とにかく、楽しい時間を過ごすことで姉妹二人にエネルギーを溜めていくことが、私たちにできることなのですから。





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