子供が不登校になると、不安で押しつぶされそうになります。
突然子供が学校に行けなくなり、どうすれば良いのか、何をすれば良いのかが全く分かりません。
ほんとに『お先真っ暗』状態です・・・
我が家(自分)の場合は、まずはネットでした。
とりあえず簡単に情報が手に入りますから。
とにかく何でも情報が欲しい、どうしたら学校に行けるようになるのか・・・と。
自宅では毎日夜中遅くまで、会社でも時間があればいつも見ていたと思います。
そこで、世の中には『不登校』で悩んでいる方が、たくさんいることを知りました。
いろんな意見が載っていて、こういう世界なんだな・・・と。
で、ネットはいろんな情報が溢れていますが、あまりにも情報が多すぎて何を参考にしたらいいのかが全く分かりません。
『我が家はこうして克服した』『もう何年も行けていない』『優しく見守るべき』『何もせずにいると、あっという間に時間が過ぎる』・・・と正反対の意見がたくさん並んでいます。
ま、不登校になるのもいろんな環境・状況と皆違うから当たり前なのですが。
とにかく情報量が多すぎて、どれが正解なのか・・・全く分からないんですよ。
そして次は、本ですね。
本屋の【不登校】のコーナーに行くと、かなりたくさん並んでいます。
片っ端からなんとなくパラパラとめくってみますが、ネットと同じでいろんなことが書かれすぎていて分からないんですよね。
どれも正解のようで、どれも違うような気がして・・・
何冊かの本を手に入れましたが、自分がこれだ!と思ったのは『不登校から脱け出すたった一つの方法』(菜花俊)という本でした。
なぜこの本なのかは今でも分からないのですが、たぶん目次に目を通して『これだ』という直感からだったように思います。
子供を無理やり学校に連れていくことは、なんとなく『違うだろう』・・・と思っていましたから、その類の本を手にはしなかったです。
この本を読んで、納得したり考えさせられる事が多かったですね。
これから何をすればいいのか、という方向性がボンヤリと見えてきたきっかけになりました。
楽天やAmazonのレビューをみると、どんな内容なのかは分かるので覗いてみてください。
自分がハッとしたのは子供には『三つの敵』がいて、その一つが【親】というところです。
何となく『あれ?これ俺かも』・・・と、自分も原因に関わっているかもしれないことを教えてくれました。
それと【やってはいけないこと】ですね。
①『学校に行きなさいという』
②勉強の遅れを心配する
③子供と一緒に不安になる
④話し合おうとする
⑤子供を「変えよう」とする
これには参りました・・・
だって、全てやっていましたから(笑)
これを知るだけでも、本を買った甲斐があったと思います。
でも、これができないんですよ・・・ほんとに。
始めは『学校に行きなさい』と言わないだけでもできないですから。
『このままずっと学校に行けなかったらどうしよう・・・』という不安のほうが勝ってしまうんですよ。
『今日声を掛けることがきっかけで学校に行ってくれるかもしれない』という、淡い期待を持ち続けることが逆に子供のストレスになってしまうのに。
いろんな種類の不登校があるので一概には言えないのですが、不登校という高い山を克服するためには、親も本気で変わらなければ道が開けないのだと思います。
親が本気で変われば、子供も変わりますよ。
でも、我が家も本を読んだだけで好転したわけではありません。
我が家は受験直前で、とにかく焦っていましたから・・・
『誰かに助けてほしい』は、まだまだ続きがあります。
続く・・・
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