スクールカウンセリングを受けることで、私達親は一時的に心の安定を得て『よし!また頑張ろう!』という気持ちを持つことができました。
周りの人に話したくても話せないことを聞いてもらえるだけで本当に心が軽くなります。
そして、これから進んでいく道筋を先生に教えていただくことで『悩み、考える』という負担を軽くしてもらい、また歩み始めます。
でも表向きは『大丈夫。何とかなる。』と強がっていますが、やはり本音は不安だし学校に行けることを望んでいます。
心からの笑顔を作れない時期でした。
自分が洋服ケースを壊した事は、そんな小さな心の葛藤が少しずつストレスとして積み重なり、我慢できなくなってしまったのだと思います。
そりゃそうですよね。
子供二人が学校に行けなくなっているんですから。
今考えても、やはり精神的にも辛かったです。
でも、精神的・人間的に成長させてもらえる時期でもあったと思います。
尋常じゃない忍耐力?我慢力?とか怒らないとか・・・
ほんとスパルタで鍛えられましたね(笑)
話しは戻って、洋服ケースを壊したことで傷ついた自分の腕の腫れは治まらずに、結局救急で診察を受けることに。
今まで見たことのないような腫れだったので心配でしたが、筋肉を傷つけるとこのような腫れ方をするとのことで、治療はシップと冷やすことのみ (*´Д`)
やっぱ、物に当たっちゃダメですね(笑)
そして完全不登校と五月雨登校の娘さんたち。
完全不登校の妹は勉強の遅れが心配になってきたようで、『進研ゼミ』を始めることになりました。
家にいて時間を持て余すようになってきたのでしょう。
学習に興味を持つというのは、兆候としては気持ちが安定から少しずつ上向きになってきているということです。
親としては嬉しいことなのですが、月々6,000円くらいかな・・・
家計的にはボディブローのように地味に効く金額ですね(笑)
姉の五月雨登校は変わらず、なにか行事があったり好きな授業や友達と遊ぶ約束があるときに登校するような感じです。
たまに登校すると『心臓が苦しかった』なんて早く寝たりして、本来であれば心配してあげるべきなのでしょうが、どこまでが本当か分からないのが姉の性格。
ほんと分からない・・・
頃は3月、来週に先輩の卒業式を控えていた時の事。
長男が仲の良い友達と遊んだ時に、友達の一人が自分の妹を連れてきたそうです。
その妹さんはうちの娘たちの1学年上でお兄さん同士が仲が良いということで、普段から優しく接してくれていたようです。
その時に我が家の妹の不登校の話題になったのでしょう。
その夜、その妹さんから我が家の妹にLINEが突然きたのです。
『お前をイジメた奴をやっつけてやるから、学校に来い!』という内容でした。
その妹さんは空手を習っており、学校でも一目置かれる存在。
彼女なりに、我が家の妹を助けてくれようとしての行動だったのでしょう。
その話を聞いて親としてはありがたい気持ちでいっぱいでしたが、我が家の妹はまだまだその気持ちを受け入れるまで心は回復していませんでした。
『そういうことじゃない・・・』
助けてくれようとすることに対して嬉しい気持ちもあったようですが、学校に行けない自分に対してまた嫌悪感を抱いたのでしょうか・・・
表情が沈んでしまった妹は、また部屋に籠ってしまったのでした。
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