【不登校】部活の大会。そして温かい我が家が戻ってきた。

不登校
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ボッチいじりをされ精神的に落ち込んでしまった妹でしたが、ゴールデンウィークで心のリセットをすることができました。


妹は、自分自身の力でピンチを乗り越えることができたのです。


この日を境に、我が家はどんどん明るさを取り戻していきました。


【不登校】を経験する前の我が家・・・いや、家族全員で【不登校】を乗り越えることができたからか以前にも増してより良い家族関係になったような気がします。


慌ただしく学校へ出かける姉と妹。


同じく【不登校】を経験した長男も元気に高校へ行きます。


そして自分と嫁が会社へ出かけて家には誰もいなくなるのです。


こんな当たり前の日常が我が家に戻ってきたのです。


学校に行くことが当たり前になった姉と妹は部活動に夢中になっていきました。


中学2年生の1年間は当然大会に出ることもなかったので、入部してから一度も大会に出たことがなかった二人は『大会に出たい』と意気込んでいます。


親としては『そうだね!頑張れば出れるよ』とは言うものの、これまで丸1年間部活動に顔を出すこともなかったわけですから、かなりハードルが高いことは分かっていました。


それでも二人が一生懸命になれる目標があるということが、親として本当に嬉しくもありました。


二人は学校を休むことなく部活動に一生懸命打ち込みます。


すると6月の中旬に開催される市の中総体の選手に二人とも入ることができたのです。


流石に団体のメンバーに入ることはできませんでしたが、個人として選んでもらうことができました。


部員には本格的な経験者がいないのでレベル的には全然低いのですが、まさか選ばれるとは思っていなかったので二人とも大喜びで嬉しそうに私たちに報告してくれました。


『よく頑張ったね!応援に行くからね!!』


たぶん子供達よりも私達親のほうが喜んでいたと思います(笑)


何よりも選んでくれた部活動の顧問の先生に感謝です。


二人は大会に出場できることになって、更に部活動に力を入れます。


そして市の中総体本番です。


初めて見る二人の体操をやっている姿に、ここまで戻ってこれた嬉しさが込み上げてきて涙腺が緩みます・・・


試合前の練習する姿を見ると、いつの間にか二人とも床で宙返りができるまでになっていました。


自分も小さい頃に器械体操をやっていたこともあり、その難しさを知っていたのでそれだけで感動です。


正直、順位なんてどうでも良いので楽しい思い出を作ってくれればそれだけで充分と思っていましたが、なんと結果は姉が跳馬で6位入賞、妹が床と平均台で6位に入賞!!


競技人口も少なく胸を張れるほどではないのですが、今までこれといった賞状をもらったこともなかった二人なので我が家としては最高に嬉しい日となったのです。


家に帰ってきた二人は自慢げに賞状を見せてくれました。


『凄いね!本当に頑張ったね』


精一杯褒めてあげました。


その夜は寿司屋でお祝いをしました。


当然回転寿司ですけどね(笑)


二人は大会のいろんな出来事を楽しそうに教えてくれました。


楽しい楽しいお祝い会。


幸せで温かい我が家が戻ってきたのです・・・







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