【不登校】日常にある小さな幸せ

不登校
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子供の【不登校】を経験してから自分に起きた変化があります。


それは『小さなこと』を幸せと思えるようになったことです。


ふとした時に、その思いが浮かんできます。


朝、家族が起きてきたとき。


『いってきます』『いってらっしゃい』と家族に手を振るとき。


ママが作ってくれたお弁当を食べているとき。


家族が『ただいま』と帰ってきたとき。


家族でご飯を食べているとき。


お風呂に入っているとき。


布団に入るとき・・・


普段の生活の何気ない一コマを当たり前に迎えられることに大きな幸せを感じるのです。


昔はこれらのことを『幸せ』などと感じたことはなかったと思います。


きっかけは【不登校】


当たり前に行っていた学校に行けなくなり、家族間の会話もなくなりました。


家族そろってご飯を食べることもなくなり、2~3日子供の顔を見れないこともありました。


仕事をしていても頭の中の8割は子供の事・・・


時間と場所を選ばずに流れ出てくる涙。


不安とストレスに追い詰められ、夫婦の仲も悪くなっていきました。


家に帰ったところで心が休まるわけではなく、帰りたいとも思わない。


子供不在で会話の少ない夕食・・・


今思い出しても辛く苦しい経験でした。


そして今でもそのときの思いが心に深く残っているのです。


生活をしていると多少の不満や怒りを覚えることはありますが、あの時の苦しさを思い出すと不満や怒りでさえも『皆が健康で暮らしているから』という幸せの再確認ができる瞬間になるのです。


この思考の積み重ねが【小さな幸せ】を感じ取れるようになったのだと思います。


自分は【不登校】の経験が引き金となり、昔の自分と比べると若干ですが”成長”することができたと思うのですが、これができていれば子供が不登校になることはなかったことでしょう。


日常の中に【小さな幸せ】を見つけることは【大きな幸せ】に繋がる第一歩なのだと信じています。






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