【不登校】総合病院での薬・エネルギー曲線

不登校
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学校に行けなくなった日から2カ月弱の10月下旬。


この頃から、長男に少しずつ変化が表れてきました。


一日のほとんどの時間を部屋で過ごしてはいたのですが、徐々に外界との接触を始めるようになってきました。


唯一連絡を取り合っていた学校の友達がうちに遊びに来たり、泊りに行ったりするようになってきたのです。


外界とのつながりはほとんど切れていたので、この友達との交流は親としても本当に嬉しかったですね。


それをきっかけに長男が自ら、連絡を絶っていた友達に電話をしてカラオケに行ってきたり、ちょっとした悪友と夜中に会う約束をして『警察に補導されそうになった』と走って逃げてきたり(笑)。


少しずつですが、良い方向に進んでいるな・・・と思えてきました。





そして11月の中旬です。


紹介状を書いてもらった総合病院心療内科へ、全く行く気のない長男を『一回だけでいいから、一緒に行ってくれないかな?』と何とか説得して、受診することになりました。


嫁に聞くと、子供の不登校でこの先生を訪ねて受診する方が多いらしく、どんな対応をしてくれるのか期待大。


長男はこの先生は信用できる、とその後何度か受診をしました。


前の病院と一緒で、先に長男がカウンセリングを受け、そのあとに嫁が先生と話すスタイルです。


先生と長男はどういうお話をしていたのかは詳しくは分からないのですが、『こんなことを言っていたよ』と先生が教えてくれる感じでした。


その中で『薬とかはどうしたい?』と嫁が聞かれたそうで、会社にいる自分に電話が来ました。


『先生が、希望であれば薬を出せるけどどうする?と言ってる』と。


薬に関してはネット等で情報を得ていたので、なんとなくどんなものかは把握していました。


何も起こらなければ受けるはずだった【推薦受験】


学校に行けてないにもかかわらず、自分と嫁は希望だけは持っていました。


願書提出の時期も徐々に迫っていたので『薬を飲んだら学校に行けるようになるのか?受験に間に合うのか?』という思いが駆け巡ります。


自分が”薬”というものをあまり好きではないので、『子供には飲ませたくはない』とは心の中では思っていたのですが、嫁へは『飲ませるかどうかは分からないけど、とりあえずもらってきて』とお願いしました。


処方された薬は『セルシン』というものでした。

セルシン錠
○神経症における不安・緊張・抑うつ
○うつ病における不安・緊張
○心身症(消化器疾患、循環器疾患、自律神経失調症、更年期障害、腰痛症、頸肩腕症候群)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ


かなり前に、自分が体調不良の時に一度だけ『精神安定剤』というものを飲んだことがあります。


その時の記憶だと、薬を飲むと軽く酔ったような感じ?になり、自分が何を悩んでいたのかを思い出せなくなったんですよね。


一時的に気持ちを楽にしてもらった自分は、その時はその薬に助けられたような気がします。


多分、そういう類の薬なのでしょう。


ネットで調べると、良くも悪くも様々な情報がたくさん溢れていました。


『薬を飲んで復学できたところで、それで良いのだろうか?』

『薬を止めることはできるのか?副作用は?』

『そもそも薬で治すことなのか?』


飲ませることで、心配になることが増えてしまうような気がする・・・


嫁と相談した結論は『薬に頼るのではなく、長男を信じる』ことでした。


もし、この時に薬を飲んでいたら・・・


どのような結果が待っていたのか今では分かりませんが、この時の選択は我が家にとっては正解だったと今では思います。


ここの総合病院ではその後先生から『病院に来る、ということがストレスになっているんだったら、無理に来なくてもいいんだよ。ここに来るということは ”学校に行け” ということだから。』という言葉をいただきました。


『受験に間に合ってほしい』というわずかな希望は持っていましたが、心の中では自分も嫁ももう無理だということを分かっていました。


ここで無理をさせることが、かえって悪い方向に進むことになると考え、総合病院への通院は終わったのです。


この頃になると長男は、たまに家族と一緒に体育館で運動をしたり、プラモデル作りに夢中になるなど一時に比べると活動の意欲が出てきました。


上の図は不登校の『心のエネルギー曲線』と言われるものです。


思い返すと、長男の場合もこの曲線通りに進んでいました。


この頃は”中期”の停滞のあたりだと思います。


この表では滑らかな線になっていますが、ちょっとしたことがきっかけで急に部屋に籠ったり、楽しそうにしていたりと、かなり気持ちが上下していましたね。


アニメのセリフに自分を投影して落ち込んだり、前期入試の希望を提出しなければならないので学校の話を持ち出すと部屋に籠ったり・・・


本人も、本当にどうしようもなくて苦しんでいたのだと思います。


こんな中でも、とうとう期日がきた『推薦入試』希望の申し込みを学校に提出するために、2カ月半ぶりに筆記具を手にして希望の用紙を記入することができました。


夜中の2:30までかかりましたね(笑)


これも大変だったなぁ・・・




そして、この頃学校からのプリントで『スクールカウンセリング』があることを知りました。


お金も掛からないから、話だけでも聞いてみようか・・・と軽い気持ちで嫁が学校と連絡を取り、後日嫁だけが伺うことになったのです。


あまり期待をしていなかったこの『スクールカウンセリング』が我が家を救ってくれるのです・・・



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