妹のクラスの学級閉鎖明けとなる金曜日の朝、嫁と二人で祈るような気持ちで妹の様子を伺っていましたが、けっきょく布団から出ることさえもできませんでした・・・
仲の良い友達と遊ぶことができたので『もしかしたら・・・』と期待を持っていましたが、事態はそんなに簡単ではなかったようです。
そしてそれは、また我が家の【不登校】生活が始まることを意味していました。
長男が復学してから2年程。
まさか、また同じことが繰り返されるとは夢にも思いませんでした。
ホント、神様は意地悪だな・・・と思いましたね。
しかし姉のほうは学校に行ってくれました。
行ってくれたことで内心ホッとしましたが、正直なところ姉のほうが気持ちというか考えていることが全く分からないのです。
学校に行けない理由があるのか、それともただ単に妹だけが学校を休んでいてズルいと思っているのか・・・
ホント分からないのです。
たぶん妹はしばらく学校に行くことができない。
姉はどうなるのかが予測できませんが、もし学校に行かないことがあっても妹と全く同じように扱わなくてはならないのです。
一度【不登校】を経験している我が家でも、さすがに厳しい状況になってきました。
とりあえず、この問題を難しくしない為にも姉が学校に行ってくれるのを祈るしかないです。
土日を挟み、週が明けました。
当然妹は休みですが、姉は学校へ (゚д゚)!
しかし大丈夫なのかな?と思わせておいて次の日は休み。さらに2日間休んだ後に登校するという変則的なことをやってくれます・・・
何なんだろ。
やはり理解できません。
妹は精神的に苦しんでいた一時期の頃よりは落ち着いているものの、表情をみると生気のない顔をしています。
日中やる事がないからか、ギターを始めたりもしました。(後に直ぐ止める(笑))
そしてこの頃に嫁が学校に状況報告を兼ねて相談に伺っているのですが、この時のメモが全く残っていないので、なにか大事なアドバイス等は学校からはなく、あくまでも状況報告だったと思われます。
その後、姉は2~3日休んでは1日登校するくらいのペースで進んでいくのですが、嫁が姉に『私の気持ちが分かるって言わないで。イラっとする。先生の事が嫌いだけど学校に行かないのはそれだけではない。いろいろと重なって元気がなくなった』と言われたりもしました。
この頃、ちょっと仲の良い友達との関係がギスギスしていたようで、それも引き金のひとつになっていたのかもしれません。
そして妹は心配してくれているクラスの仲の良い友達と二人で、しばらくぶりの外出でマックに行ってきました。
更に日曜日には、近くの体育館で開催されているバスケットの大会に嫁と二人で隠れながらも応援に行くこともできたのです。
そこに行けば学校の先生やクラスの友達に遭遇する可能性もあるのに、妹なりに行動することで現状を変えたいという思い・覚悟があったのではないでしょうか。
案の定、学校の先生や友達に遭遇して一言二言の会話だけで去ってきたようですが、妹なりの今できる精一杯だったのだと思います。
その延長線上で、小学校からの一番仲の良い友達二人と映画を見に行く約束も決めたようです。
無事に行けるといいなぁ・・・という自分と嫁の思い。
嬉しいながらも妹はちょっと無理をしているのかな、と自分は感じて始めてました。
もしかしたら、今はまだ無理をせずに休息の期間なのかもしれないのに、このままで良いのだろうかと・・・
一人が【不登校】でもう一人が【不登校】寸前。
こんな状況の我が家に、学校からのプリントで『スクールカウンセリング』のお知らせが届いたのです。
長男を助けてくれたあのスクールカウンセリングです。
あの時に我が家を助けてくれたおじいちゃん先生に会うことができるのだろうか?
嫁はすぐにスクールカウンセリングの予約を入れたのでした。
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