【不登校】楽しい旅行、そして新たなスタートへ

不登校
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いよいよ待ちに待った東京旅行です。


今までの旅行であれば自分が行動予定を決めていましたが、今回は ”双子” の娘たちが主役の旅行。


二人がどれだけ楽しく過ごせるか?をメインにしたイベントなのです。


これまでであれば必ず『ディズニーランド』を絡めてスケジュールを立てていましたが、ちょっとオシャレに目覚めてきた娘たちの今回のメインは【ショッピング】


アニメ・アイドルのグッズ、そして洋服・・・


これまで溜めていたお金で、とにかく欲しいものを買って買って買いまくります(;’∀’)


大人でも尻込みをするほどの使いっぷり(笑)


そして食。


唯一自分が行きたかった ”おいしい餃子” の天龍、嫁が希望のアイスモンスター、それと今でも悪夢として記憶に深く残る『ロールアイス』。


新しいスイーツとしてまだ大人気だった頃で、その待ち時間・・・なんと4時間(笑)


自分と長男はその列の長さを見て、速攻で別行動の選択です。


『何としても食べたい』という姉妹の熱い思いにママが犠牲となってくれました。


4時間後に再会し感想を聞くと『う~ん。美味しかったけど・・・普通だった』そうです。


3人ともお疲れさまでした (*´Д`)


最終日は浅草で美味しいものをたくさん食べながらの観光で、2泊3日の間は家族5人で楽しくゆっくり過ごすことができました。


そして、この旅行で何よりも嬉しかったのは、姉妹が人の目を気にせず思いっきり羽を伸ばせたことなんです。


家にいると外出したくても人の目を気にしての行動になるので、本当に自分がしたいことが思うようにできない状況にあります。


東京ではそのストレスからも解放され、心から楽しんでくれました。


きっと、ふたりともプラスのエネルギーをたくさん溜めてくれたことでしょう・・・


それだけで、この旅行は十分に価値のあるものでした。


姉妹だけではなく、我が家全員が充電できたとても良い旅行となりました。


そしてちょうどこの頃、自分の母親に大きな病気が見つかったのです。


判明したのは旅行の前だったのですが、自分たちの旅行が終わったら入院、手術ということが決定していました。


大変心配でしたが手術も無事に終了し、我が家でも何度もお見舞いに行きました。


そんなある日、妹が自ら『適応指導教室に見学に行きたい』と言ってきたのです。


『見学に行くからジャニーズWESTのファンクラブに入ってもいい?』という条件付きです(笑)


学校に行けなくなってから7ヶ月・・・


とうとうこの日がやってきました。


親としては当然嬉しいのですが、ジャンプして喜ぶような嬉しさではなく『あれだけ苦しく辛いところから、良くここまで戻ってきてくれたな』という安堵の気持ちが大きかったと思います。


当然、この先もどうなるかは全く分かりません。


やっぱり行けないかもしれないし、行くことができたとしても新たな問題が起きるかもしれない。


でも、そんなことはこれまでに何度も何度も経験してきているので、それに耐えられるだけのメンタルは十分に持っています。


ただ、妹の口からその言葉を聞くことができて『これまでやってきたことは間違いではなかったんだ。カウンセリングの先生の通りにしてきて本当に良かった』という安心感を得られたように思います。


そして適応指導教室にはすぐに連絡を取り、見学の日程を決めることができたのです。


やっと、やっとスタート位置に立つことができました。


復学することがゴールであるならば、先はまだまだ長いはずです。


しかし、決して復学がゴールなのではありません。


我が家の場合は、身体も心も健康で明るく生活していくことが目標なのです。


この日、我が家は新たなスタートラインに立ったのです。


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