楽しかった修学旅行と東京旅行も終わり、またいつもの日常に戻ります。
この時点で冬休みまで2週間ちょっと。
早いもので中学2年もあと4カ月程で終わってしまいます。
果たして、旅行という非日常の出来事によって二人に何か変化が起きるのでしょうか?
まずは姉。
さっそくお休みです(笑)
おかしいな・・・いつものダラダラ過ごすルーティーンを完璧に崩したはずなのに (;’∀’)
ま、予想通りなのですが、修学旅行という中学最大のイベントを以ってしても姉の気持ちは揺るがない。この芯の強さを別の何かに生かしてほしいものです( ̄ー ̄)
そして妹は東京旅行で気力・体力とも使い果たしてしばらくの間は休むだろう・・・と思っていたのですが、しっかり登校してくれたのです!
こちらは良い意味で予想を裏切ってくれました。
今回の旅行は妹にとってはプラスになってくれたのでしょうか。
何事もなく、このまま良い方向に進んでくれれば良いのですが・・・
徐々に年末が近づいてきて、中学3年生が目前に迫ってきてることを改めて実感します。
中学2年になってから妹は登校0日、姉のほうも週に1~2回程度しか登校できていません。
現実を振り返るとやはり不安を感じます。
不登校になった当初は『2年生のうちに何とかなるかな・・・』くらいに思っていましたが、まさかこれほど長期化するとは思ってもいませんでした。
何よりも妹だけではなく、それに引きずられるように姉まで学校に行かなくなってしまった。
双子というだけで珍しいのに揃って不登校なんて・・・兄弟姉妹というのはよくありますが、双子はなかなかレアなケースでしょう。
そんな二人ですが、妹は適応指導教室に通えるまでになったけれども、姉はずっと平行線のまま。
まだまだ先は全く読めない状況です。
そして近づきつつある中学3年生・・・そして高校受験
何とかなるさと自分に言い聞かせるものの、心の中は不安で一杯でした。
長男の時は、受験モードに入る夏休み明けから学校に行けなくなったので、それと比べるとまだ余裕がありますが、少しずつ真綿で絞められていくような焦りを感じます。
学校なんてどこでもいい。できることなら高校受験をして高校生活を楽しんでほしい。それだけなのです。
長男が出席できなかった中学校の卒業式を二人には味わってほしい。
そして我々親にも味あわせてほしい。
これが小さな願いです。
それからの二人ですが姉はほとんど登校せず、妹は休んだ日があったものの、ほぼ登校して冬休みを迎えることになりました。
いつもの長期休暇であれば【不登校】という現実から逃避できる唯一の期間なのですが、今回は逆に現実と向き合わされる期間となりそうです。
二人の頭の中ではどんなビジョンが描かれているのか伺い知ることはできませんが、家で過ごしている限りでは元気で何の問題もありません。
年末年始も家族が全員揃って楽しく過ごすことができました。
一時期を思えばこれだけで十分幸せなのですが【中学三年】【高校受験】というワードが頭を離れません。
そんなモヤモヤ感が続いていたある日、妹がこんなことを口にしたのです。
『適応指導教室でもっとしっかり勉強する。三年生になったら学校に戻りたい・・・。良い高校に行くんだ』
不登校になってから初めて口にした学校への前向きな思い。
この日、少しだけ不登校からの出口が見えたような気がしたのです。
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