自分は空手をやっているのですが、年に1度だけ大会に参加することにしています。
”マスターズ”と呼ばれる大会なのですが、正式名は『日本スポーツマスターズ』といいます。
日本スポーツマスターズとは、(公財)日本体育協会が、2001年に「21世紀の国民スポーツの推進を図るため」として、幼児から高齢者までが生涯を通じて自己の能力や志向に応じて豊かにスポーツを享受することのできる環境づくりの必要性を提唱。シニア世代で生涯スポーツに親しんでいる人が「自己の技量を試す場」として、あるいは、かつて競技スポーツで活躍された人にとっての「セカンド・ステージ」として、創設した「21世紀の新しいスポーツの場」であり、現在、水泳、サッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール、自転車競技、ソフトテニス、軟式野球、ソフトボール、バドミントン、空手道、ボウリング、ゴルフの13競技が実施される総合体育大会である。
日本スポーツマスターズは、かつてオリンピックや全日本の選手として活躍したトップアスリートと、各地域で日々練習を積み重ねてきた選手が「同じ舞台」で「日本一」をかけて戦うことができる大会であると謳われている。
簡単に言うと、おじさんとおばさんの大会です。
県大会で勝ち残れば出場権を得られるわけですが、45歳から空手を始めた自分は過去2回県大会に出場したことがあります。
自分は組手のみにエントリーするのですが、過去2回の成績は優勝1回・準優勝1回という輝かしい成績なのです。
なんて自慢げに書いてしまいましたが、我が県で空手の大会に出る選手なんて本当に少なくて、各カテゴリー(組手は5歳区切り、形は10歳区切り)の出場者は多くて4名程という超少人数大会なのです(笑)
なので1・2回勝てば優勝もあり得るというカラクリでした。
それでも優勝は優勝ですからね~~~(´▽`*)
しかし、本大会(全国大会)には一度も出場したことがありません。
自分には本大会に出場するほどの実力が備わっていない・・・それが理由です。
3年前の県大会で、同じ道場の指導員の先生と試合をしました。
その方は高校の頃に全国ベスト8に入賞、マスターズの本大会でも3位に入賞したことがある実力者です。
その試合では、開始早々自分の中段蹴りが運よく決まったこともあって 2-2 の引き分け判定負けとなったのですが、練習しているように突きを決めれない、守りもできない・・・自分の実力を思い知らされた試合でした。
なので自分で納得のいく実力をつけて、出場するからには本気で勝ちに行きたいのです。
そんなわけで、今年も5月末に予定されていた県大会に向けて走り込みをしたり長男に稽古をつけてもらったりで燃えに燃えていたのですが、大会直前に県内でクラスターが増え始めたために大会は延期となってしまいました。
延期ということでとりあえずモチベーションは保っていたのですが、道場での会話のなかで『たぶん中止になるだろう』という話が聞こえてきました。
案の定『県大会は中止。本大会に出場を希望するものがいれば出場を認める』という形になってしまったのです。
今年の開催地は岡山、ただでさえ遠すぎるのにこのコロナ禍ですから、さすがに今回はあきらめざるを得ませんでした。
ホントに悲しい・・・
一昨年は大会直前に風邪が悪化して声を出せなくなってしまい無念の棄権、そして昨年はコロナで中止になりました。
今年は何とか開催できるだろう、と思っていたので本当にショック。
こんなにショックを受けているのには理由がありまして、子供がお互いに空手をやっていた時からの知り合いで仲良くさせてもらっているお父さんも今回出場するということで、『お互いに頑張りましょう!試合では負けませんよ』と高めあっていました。
一昨年に対戦するはずでしたが、自分の棄権で実現できなかったのです。
あぁ、マジで試合したい・・・
すると先日道場の師範から『流派の県体会に出るか?』と誘われました。
正直、気持ちはマスターズ1本だったので断ろうかと思いましたが、イザとなったら棄権でもいいか・・・という軽い気持ちで申し込みしました。
それでも気持ちは乗らないままだったのですが、先日の『笑ってこらえて』のおやじボクシングを見て、闘志に火が付けられたような気がします。
59歳のラストチャレンジの試合を見て感動しちゃいました・・・
いくつになってもチャレンジは気持ちが良いですからね。
ちょっと頑張っちゃおうかな ٩(。•̀ω•́。)وエイエイオー!
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